【動画】GUブロック施工マニュアル

GUブロックの施工マニュアル動画をYoutubeのチャンネルにて投稿しました。

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■■GUブロック 置式TYPEとは

路面に置いて使用する事を基本に、道路規制箇所等に用いられる「仮設柵用プレキャストコンクリート基礎ブロック」として開発されました。
路面に置くだけではなく、埋設・半埋設の連続基礎としても利用できます。

■■製品の種類

■ブロック・連結プレート
GUブロックは設置の際、配列作業を出来る限り簡素化する為に、横幅400、500、600mmの3種類に対し、長さを3000、2000、1000mmをご用意。
合計9種類を標準規格としました。

製品同士での上下による噛み合わせは無く、専用プレートによるボルト連結を採用している為、部分的な取外しが可能となっています。
専用プレートは、施工方法によって2種類を使い分けます。
支柱孔を鉄筋による せん断補強を両側に施す事で防護柵の支柱側・ビーム側をどちら向きにでも設置可能となっています。

■カーブでの施工について
曲線部への設置の際は曲率半径表を参考に、製品長を選定して使用して下さい。
曲線施工の場合はビーム長さが変化します。
ビーム長さについて詳しくは、防護柵メーカーにご確認下さい。

■■製品の敷設

GUブロックは置式基礎の性能に特化した防護柵基礎ブロックです。
据付け、移動、再設置を自由に出来るように開発されており、左右の向きや上下の噛み合わせが無く、連続設置の際にどの位置からでも据付け可能です。

■吊り上げ方法
・本製品は 専用の吊り金具等を使用しません。
 ベルトスリング または ワイヤーロープを使用してください。
 フォークリフト用の挿入孔へロープを通し、
 2本4点半掛け吊りで水平に吊上げてください。

・製品中央寄りのズレ止め切欠けに
 ベルトスリング・ワイヤーを掛けて、注意して吊上げてください。

・フォークリフトによる「すくい上げ」での移動、仮置きも可能です。

 ※ベルトスリング・ワイヤーロープは耐荷重以上の物をご使用ください。
 ※各種リフトの使用の要否は現場状況に合わせて決定してください。
 ※2本4点掛け吊りの場合の安全荷重 = 2本2点吊の安全荷重×2
 ※2本4点掛け吊りは60度以内でご使用ください。また、ワイヤーロープと角あてとの
  接触による強度低下を考慮して、1ランク太い物のご使用をお勧めします。

・水抜き孔なし製品などの場合、プレート取付けインサートを使用して吊上げることも可能です。
 ※再利用される場合は、ベルトスリング 又は ワイヤーロープでの吊上げを推奨しています。
 ※吊り金具は自在系のアイボルト(フレノ・リンクボルト 又は マルチアイボルト)のご使用をお願います。

■据付け
 ・両端の半円柱状の噛み合わせ部を基準にして、上部から落とし込むように設置してください。
 ・2本目以降は連結プレートボルト穴位置を確認して、次のブロック据付けに移ってください。

 ※プレート取付インサートが健全に利用できるかを事前(納品時)にご確認ください。
 ※フォークリフトによる据付けはオペレータの技能により施工速度が大きく左右されます。

■連結プレート取付け
・規格以上のプレート・ボルト・ワッシャーがあるか確認してください。
・連結プレートをワッシャー上下 各1枚で挟み込むように取付けてボルトを通してください。
 連結プレートと本体の間には、道路縦断勾配への対応するため・締め付け時にプレートに張力が発生するために、予め6mmのクリアランスを設けてあります。
 適宜、下部ワッシャーの数量を追加して調整してください。
・インパクトドライバー等で締め付けを行ってください。
 ソケットのサイズは24mmになります。

□連結部材(一箇所当り)
・専用連結プレート HDZ55(溶融亜鉛メッキ 2種55) ■1枚
・ボルト M16-50(強度区分4.8以上、A種防護柵の場合 強度区分8.8以上)
 HDZ35(溶融亜鉛メッキ 2種35)以上 ■2枚
・平座金 並丸M16 外形38~40mm、穴径17~18mm、t=3.0mm以上
 HDZ35(溶融亜鉛メッキ 2種35)以上 ■4枚~(設置の状況に合わせて調整)

■Gr支柱取付
・支柱孔の底のガイドに合わせて支柱を建てこみ、砂詰めにて固定してください。
・使用しない支柱孔は、必要であれば同様の砂詰め処理等にて埋めてください。
・雨水流入やゴミ投棄を防止する専用樹脂キャップ(別売)もご用意しています。
・支柱は製品に対して垂直に設置する事を推奨いたします。

■埋設・半埋設の場合
・所定の高さまで埋め戻しを行った後、製品同士の連結部分は張コンクリートを施してください。
 張コンクリート数量(参考) 一箇所当り0.011m3

 ※舗装材転圧の際は、ブロックに衝撃を加えないように注意してください。
  特にブロック上部は丸みを帯びていますので、注意して転圧をしてください。
 ※埋設使用の際は、使用しない支柱孔は必ず穴埋め処理をしてください。

■■製品の取替え

GUブロックは置式基礎の性能に特化した防護柵基礎ブロックです。
破損時の取替えや移設が容易に出来るような構造となっていますので、クレーン付トラック車が1台あれば任意の位置で最小限の施工範囲での取替えが可能です。

■ブロックの取替え
・重心位置にてブロックの水平が取れるように吊上げてください。
・新しいブロックを再設置してください。

 ※製品が傾いたまま無理に吊ると、連結突起部の破損に繋がりますのでご注意ください。
 ※衝突荷重により変形したプレートやボルトは、必ず新しい物に取り替えてください。

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