【動画】防護柵の種類

動画「防護柵の種類」のをYoutubeのチャンネルにて投稿しました。

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Gシリーズ

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防護柵は
・進行方向を誤った車両が路外、対向車線 または歩道等に逸脱するのを防ぐ
・車両乗員の傷害 および車両の破損を最小限にとどめて、車両を正常な進行方向に復元させる
・歩行者や自転車等の転落、無理な横断を抑制する…といった役割を持っています。

道路に設置される防護柵は 大きく分けて2種類あります。
車両を対象とする車両用防護柵と、歩行者等を対象とする歩行者自転車用柵です。
車両用防護柵は道路・交通の状況・必要性に応じ、以下の目的で設置されます。

★高所・水辺・橋やトンネル等の構造物といった 道路外への逸脱による被害を防止
★鉄道や 他道路・分離帯を有する道路・歩道等といった 道路外への逸脱による 第三者への人的被害(二次被害)の防止
★その他の理由で必要な区間、具体的には
・事故が多発する道路、または多発するおそれのある道路
・幅員、線形等道路 および交通の状況に応じて必要となる区間
・気象条件により 特に必要となる区間
 などがあげられます。

■車両用防護柵は更に分けて、たわみ性防護柵と 剛性防護柵の2種類があり、用途や設計条件に合わせて設置されます。
・たわみ性防護柵は、弾性 および塑性変形を見込んで設計する防護柵です。
ガードレール・ガードパイプなどが該当します。
・剛性防護柵は、弾性限界内での変形を見込んで設計する防護柵です。
ガードレールなどの部品が無い、コンクリートやプラスチック製のブロックが該当します。
例えるなら、たわみ性防護柵はクッションのように柔らかく衝撃を受け止め、剛性防護柵は壁のように強く衝撃を受け止める物となっています。

■車両用防護柵を設置する際は、道路 および交通の状況を十分考慮し、
種類 および形式を選定のうえで設置するものとされています。
原則としてたわみ性防護柵が選定されますが、橋梁・高架などの構造物上に設置する場合、幅員の狭い分離帯など 防護柵の変形を許容できない区間などに設置する場合 等、状況や必要に応じて 剛性防護柵を選定する事があります。

■丸治コンクリート工業所が取り扱う製品で例を挙げると、
たわみ性防護柵の関連製品にあたるのが GUブロック、Gr・L型擁壁など。
剛性防護柵は ハレーサルト L型剛性防護柵が該当します。
当社では これら防護性の高い製品を総称して Gシリーズと呼び、皆様に安全を提供しています。

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